- 資源をつなぐ。
- 毛がには8㎝以上の雄のみを漁獲。
- 漁期終了後に資源調査を行い、
- 翌年資源量に見合った漁獲をしています。
商品価値の高さ
流氷が運ぶ豊富なプランクトンを
エサにする枝幸毛がには
栄養が蓄えられ、
身が締まります。
その中でも、身とカニみそが詰まった
商品価値の高い毛がにだけを
漁獲しています。
枝幸毛がにの籠
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使い方
かに籠を沖合いの水深50〜120mほどの深さに沈め、1日経ったら引き揚げます。籠の中に餌を仕掛け、毛がにが一度入ったら外に出られない仕組みです。
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作り方
許可条件にあった網や糸などの材質にもこだわり、毛がにが昇りやすい角度や高さ、落とし口の大きさなど、漁師の長年の経験のもと作成しています。
資源管理と品質
枝幸では甲羅が堅い"堅がに"のみを
漁獲しています。
甲長8cm以上の雄のみという
規則の他に、
甲羅の色や堅さなどの
絶妙な違いを
漁師たちが
手にとった感覚で瞬時に
見極めます。
高鮮度を
維持する加工
絶妙な塩加減により茹で上げた後、
乾燥を防ぐため急速冷凍で、
毛がにの表面を氷の膜で覆い、
茹でた直後と変わらない
品質を保ちます。
枝幸毛がにの
冷凍技術について
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冷凍について
美味しさを損なわないよう、急速冷凍を行います。「グレース」と呼ばれる薄い氷の幕で覆うことで、乾燥や酸化による味の変化を防ぎ、風味を逃しません。
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美味しい解凍方法
冷蔵庫でゆっくりと解凍してそのまま食べるのが一般的。冷凍のまま鍋で蒸すと、浜茹でに近い味わいに。
旬
3月中旬から5月上旬
特徴
味の「うまみ」と「コク」が強い。
漁法
毛がに籠漁業
約5kmのロープに250個の籠を付けて6か所海底に仕掛けます。
北海道の規則で、メスと甲羅の縦の長さが8cm以下の蟹は資源保護のため、海へ戻します。
脱皮したばかりの若蟹も、商品価値が低く、次の年以降に価値がでるため、海へ戻します。
甲羅が堅い、8cm以上のオスだけを市場に出荷します。